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自動車部品見本市「オートメカニカ2013」

 メッセフランクフルト社、中国汽車工業国際合作総公司が主催する「オートメカニカ2013」が2013年12月10日から13日にかけて上海市浦東新区にある上海新国際博覧中心で開催されました。

 「オートメカニカ2013」は、中国・上海で開催されるアジア地域最大規模の自動車部品の見本市で、人民日報によると、海外から523の企業・団体、中国国内から4,095の出展がありました。 日本貿易振興機構(ジェトロ)が設置したジャパン・パビリオンには26企業・団体が出展し、日本産品の魅力を国際的にアピールするとともに、中国市場への新規参入・販路拡大をめざす企業・団体が自社商品のアピールを展開しました。

 中国自動車工業協会によると、中国国内の11月の新車販売台数は過去最高の204万3900台に達し、今年の年間新車販売台数は2,000万台を突破するのが確実な状況にあります。自動車部品や内装、装備など自動車関連サービスの需要も高まっております。また、今回の展示会は自動車部品の見本市であるため、他の展示会と比較して業者の来場者割合が高いという印象を受けました。

 茨城県関連では、「株式会社橋本ブラシ製作所」が製品を展示しましたので、ご紹介します。 株式会社橋本ブラシ製作所は、茨城県稲敷郡美浦村にある各種産業用ねじりブラシの専門製造工場です。今回のイベントには、自動車機械パーツのバリ取り、研磨に使用する各種ブラシを展示しました。株式会社橋本ブラシ製作所の話では、中国における当社製品需要があるかを含めて情報を収集するために出展したとのことでした。私が訪問している間にも、ブースを訪れた業者に製品を説明していました。

 自社自慢の製品の販路を海外に求めている企業は、選択肢のひとつとして、中国で開催される展示会への参加を検討されてみてはいかがですか?