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2017中国義烏輸入商品博覧会に出展しました

 2017年5月6日(土)~9日(火)の日程で、中国国際商会、中国商業連合会、中国物流と采購連合会による、2017年中国義烏輸入商品博覧会が浙江省義烏市義烏国際博覧中心において開催されました。

 今回の博覧会は、2006もの国際ブースが設置され、100の国・地域から1,518社が出展しました。うち日本ブースは200ブースがありました。インド、マレーシアなど69ヶ国及び中国広東、上海などの地方から来場した一般来場者・バイヤーは4日間合計で15万1,300人となりました。一方、4日間の売り上げも驚愕の12.76億元に達しました!

[会場の様子]

 茨城県上海事務所は常帆食品(上海)有限公司(以下「常帆食品」という。)、と合同で初めて義烏輸入商品博覧会に出展しました。ブースで緑の魔女洗剤を展示販売すると共に、笠間焼、結城紬、明恒パール等の県産品を展示PRしたほか、微信・微博登録イベントを実施し、茨城県の地理的な位置、観光地を義烏市民にPRしました。

 来場者は日本製品(化粧品、家庭用品,工芸品など)、日本旅行のことについて、とても興味を持っていました。特に若者達の中で人気があります。来場者のほとんどが2,3点の日本製商品を買っていました。緑の魔女洗剤も何本か売れました!

[県産品の様子1]

[県産品の様子2]

 多くの来場者はブースの前で茨城県の観光パンフを読んだり、ポスターを見たりした後、「茨城県の見所は何ですか」、「茨城県旅行に行くと、費用はどのぐらいかかりますか」などの質問をしました。また、バイヤーも熱心に茨城県産品の情報を尋ねて、常帆食品のスタッフと名刺交換しておりました。

[県ブースでの商談・微信、微博イベント1]

[県ブースでの商談・微信、微博イベント2]

 来場者の話によると、義烏市民は富裕層が多いですが、他地方の市民、特に隣接の上海市民みたいに日本旅行に行く方はまだ少なく、タイ、マレーシア向けの旅行者が多いとの事でした。義烏市民にとって、日本というと、すぐに東京や北海道などのことを思い出すとの事でした。

 浙江省義烏市は、元々世界最大の日用雑貨卸売市場として有名ですが、近年「全世界の商品を買い、同時に全世界へ商品を売る」といったマーケットに大きく変貌しつつある中国屈指の有望都市です。特に日本商品は大人気です。また、地理的に、義烏市は杭州や上海から近いので、日本への空港交通や海上交通は非常に便利なので、義烏市民に対して、茨城県の観光地または県産品をPRすることはとても必要だと思いました。