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上海国際マラソン2012

上海国際マラソン大会は、中国陸上協会や上海市体育総会の主催により毎年12月に開催されている、マラソンの国際大会です。2012年は12月2日(日)に開催され17回目を迎えました。フルマラソンの他、ハーフマラソンや4.5㎞の健康マラソンも実施されています。

 

12月2日の朝は生憎の小雨模様でしたが、参加者記録を更新する76の国や地域からの3万人を超える参加者が上海外灘にある陳毅広場に集まりました。外国人参加者は5,223人(うち日本人ランナー約1,500人)昨年より19%増加し、ますます国際的なマラソンになりました。エチオピアや、ケニア、モロッコなど世界陸上強国のトップ選手も参加する一方、多くの市民ランナーも参加し、中には「スパイダーマン」や「くまのプーさん」など思い思いの仮装姿で参加する人もいます。さらには、完走直後にプロポーズする男性ランナーもいました。

 

マラソンコースは綺麗な街並みで雰囲気が良く、そのため「上海のシンボル道」と言われており、散歩しても十分楽しめる路線です。中国でも健康への関心の高まりから市民ランナーが増加しており、またコースも良いため毎年盛り上がりを見せています。

 

「世界の大都市では殆どマラソン大会が開催されています。マラソン大会が重要な役割を果たしている都市もあります。上海マラソンはきっと世界一流のマラソン大会になると信じています。」と、国家体育総局の陸上運動管理センターの副主任である沈純徳氏はインタビューで述べました。

 

2012年のフルマラソンの主なコースは以下のとおりです。時間があれば、散歩してみてもよさそうです。

外灘(陳毅広場)-中山東一路-南京東路-南京西路-華山路-常熟路-淮海中路-宛平南路-中山南二路-上海体育場(終点)