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第1回蘇州ジャパンブランドに出展しました(江蘇省蘇州市)

 2015年1月17日、18日の2日間、江蘇省蘇州市において「第1回蘇州ジャパンブランド」が開催されました。

 このイベントでは、JTBチャイナなど4社主催のもと、在上海日本国総領事館が共催し、日系食品企業による日本食の試食・販売、自治体による観光客誘致PR、県産品紹介等が行われました。会場となったイオンモール蘇州呉中1階の南広場には15の日本企業・団体の出展があり、来場者は2日間で19,156人(主催者発表)に達し、多くの来場者で賑わいました。特設ステージでは、生け花、和服の着付け、阿波踊り、和太鼓演奏など、日本文化の紹介が行われました。

 茨城県上海事務所は、茨城県内企業である常磐システムエンジニアリング㈱(本社:茨城県土浦市)の中国法人:常帆食品(上海)有限公司と共同でブースを出展しました。

 常帆食品(上海)有限公司(※1)は焼きいも、とうもろこし、さつまいもを利用した菓子を販売し、用意した商品はすべて完売しました。

 当事務所は、上海~茨城県の観光ツアー「茨城の自然・美食の旅」のPR、観光PRパンフレットの配付を行い、当所が運営している微信(中国版LINE)か微博(中国語版ツイッター)のフォロワーになって頂ければ、ハッスル黄門のコンパクトや縫いぐるみを贈呈する活動を行い、蘇州市民に茨城県の魅力をPRしました。併せて笠間焼のサンプルを展示し、県の伝統的な工芸品である笠間焼をPRしました。当所が用意したパンフレットは全部配付ずみとなり、微信のフォロワーも約400名増えるなど、茨城県の観光地や笠間焼のPRができたと考えています。

 今後も、様々な地域で観光PR活動を実施し、現地で多くの中国人に茨城県のことをよく知ってもらい、中国人観光客の誘致に貢献したいと思います。

 

【常帆食品(上海)有限公司】(※1)

 茨城県にある常磐システムエンジニアリング株式会社と、日本中華総商会会長の厳浩氏が創立した日本初の華人上場企業のEPS株式会社が出資し、農業生産技術の研究、主に日本品種の米と野菜果物の栽培、及び加工食品の製販を主業務とした合弁会社です。農業大県の茨城県にサポート体制を構築し、湖北省と上海市に総面積500ムー(約33ha)のハウス及び露地栽培の基地を所有しています。当社が取得した特許を含めた日本の優れた農産技術及び食品加工技術を活用し、日系スーパー等高級スーパーと提携し、年間754トンの安全、安心、美味しい農作物と関連加工食品を中国市場に提供しています。