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第5回北京国際旅游商品及び旅游装備博覧会に出展しました

  2016年10月22日(土)から10月24日(月)の日程で、北京市旅游発展委員会の主催による、第5回北京国際旅游商品及び旅游装備博覧会が北京国際展覧中心(老館)で開催されました。今回博覧会の展覧面積は3万㎡(室内展示場面積:1万㎡、室外展示場面積:2万1千㎡)で、1,080小間のブースの中に、23の国・地域から60社、また中国国内26の省・市から旅行局が出展した他に、合計800社の企業が出展しました。

【会場の様子】

【会場の様子】

   茨城県上海事務所は商船三井フェリー株式会社(以下、商船三井という。)と合同で、初めて北京旅行博覧会に出展しました。ブースで観光パンフレット及び県の紹介誌を配付したほか、微博・微信イベントを実施し、弊所の微博、微信をフォローしてくれた来場者に、ハッスル黄門の縫いぐるみ、カードケースを贈呈するなど、北京市民に茨城県の魅力をPRしました。

【ブースの様子①】

【ブースの様子①】

【ブースの様子②】

【ブースの様子②】

   また、ブースで茨城県の笠間焼、結城紬のネクタイ・名刺入れ、明恒パールのネックレス、緑の魔女の洗剤などの県産品を展示し、Made In Ibarakiの魅力をアピールしました。地元の96.9ラジオ番組の取材も受け、茨城県の魅力を発信しました。また、商船三井も、来場者に大洗⇔北海道間のフェリーの旅を紹介しました。多くの人が興味を示し、ブースの前に集まりました。来場した旅行会社も興味深く商船三井とフェリー旅行について商談しました。

【県産品の様子】

【県産品の様子】

【商談の様子】

【商談の様子】

  出展した企業は西アジア、アフリカ、アジア各国から旅行商品と旅行に関連する様々な商品の展示が多く、茨城県は日本から唯一の出展でした。北京の市民の皆は日本旅行が好き、皆さんは「北海道だ!」と言いながらブースへ近寄ります。やはり北海道の知名度は抜群でした。多くの人が『日本に行ったことはありますが、茨城県のことは初めて聞きました。』と話していました。しかし、茨城と北海道を結ぶフェリーに興味津々で、来場者からは『北京から茨城までの直行便はありますか』、『フェリーの旅はいいね!天津出発のフェリーがありますか』、『フェリーをどのように予約しますか』、などの質問があり、スタッフが熱心に回答していました。また、500円のバスを紹介し、東京(成田)から茨城県への移動の便利さも伝えました。茨城県のパンフを読んだり、紹介を聞いたりした後、多くの来場者が『茨城県の景色はきれいですね』、『ネモフィラやコキアは面白いです、見に行きたいです』などと言っていました。

   今回のイベントについて印象深かったのは、北京の方々は他地方に比べて、日本に対する興味がとてもあることです。買い物やゴールデンルートだけでなく、周辺の都市に行き、景色を楽しむことに興味を持っています。しかしながら、茨城県の情報や魅力などはまだ多くの北京の方に伝えられなかったので、今後、北京の旅行博に出展するだけではなく、地元の旅行社と連携して、繰り返しPRを行っていくことがとても必要であると実感しました。茨城県への観光誘致に努力してまいります。