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モーハウスの光畑由佳氏が上海高島屋で講演を行いました

 2015年6月7日(日)、上海高島屋で茨城県上海事務所主催により、有限会社モーハウス(本社:つくば市)の代表者光畑由佳氏を講師に招き、「ラクな子育てが幸せな子をつくる」と題した講演会を開催しました。

 当日は、当事務所の予想を上回る約60名を越える妊娠中の方、お子様連れの若いお母さん、専門家が集まり、子育てや母乳に関する関心の高さが窺えました。また、光畑氏の講演終了後も質問が相次ぎ、予定の時間をオーバーするなど会場は熱気につつまれました。

 講師の光畑由佳氏は、日本の授乳服専門ブランドとしてよく知られている「モーハウス」の代表で、18年前に自身の体験から「授乳服」という母乳育児のための必需品を初めて開発し、広めてきたパイオニアです。さらに、子連れ出勤という新しいワークスタイルや子育て支援についての発信を続け、日本で深刻化する仕事と育児の両立問題を解決する働き方として多くのメディアからも注目を集めています。

 モーハウスの授乳服は肌を露出せず、周囲に気づかれずに授乳ができるので、母親になっても体に負担をかけず、自分の行動範囲を狭めずに済むといい、ケープ(カバー)をしなくても胸を露出せずすぐに授乳できる品質の高さから、日本の有名人の愛用者も多く、グッドデザイン賞、女性起業家大賞など、数々の受賞歴があります。

 セミナーの前半では、母親が心地よく子育てすることが、こどもの安心感を養うことを紹介し、品質が良く機能性に優れた授乳服を着用することで母親が楽になり、その結果、幸せな子が育つと参加者に呼び掛けました。

 セミナーの後半では、より具体的に母乳育児の研究データや事例を交えて解説し、母乳育児を続けることで、こどもの肥満、生活習慣病の予防だけでなく、知能への効果、母親の体と心の健康、美容の向上にもなるなど、母乳育児のメリットを紹介しました。また、実際に授乳服を着るという環境づくりで、渋谷の店舗でさえ授乳しながら働くことも可能になるという事例の紹介がありました。

  会場には、日本製の最新授乳服の展示もあり、参加者は講演会終了後、次々と授乳服を手にとり肌触りを確認したり、その機能性を確認していました。上海高島屋では6月下旬から同製品の販売がはじまるとのことで、中国でも多くのお母さんたちの注目を集めそうです。